vol.3【働き損をしない!】仕事はしたいけど扶養範囲内で稼ぐとは?一体いくらまで働いて大丈夫?







コロナ渦も続き家計の収入を支えたいと思う、主婦(夫)も少なくはないはず。
子育ても落ち着いてきたし、気分転換含めて仕事をはじめたいなど、目的は様々かもしれません。
しかし扶養家族の場合、【扶養範囲内】【収入の壁】 耳にはするものの、
具体的にどういう事なのか、どれくらい収入を得ていいものなのか…。

今回も具体的な金額や制度についてをお伝えしていきたいと思います。





vol.1【働き損をしない!】仕事はしたいけど扶養範囲内で稼ぐとは?一体いくらまで働いて大丈夫?
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【必読!】2022年より社会保険加入条件が変更!

2020年5月29日に成立した「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」(年金制度改正法)によって、社会保険加入対象が広がる事が決定しました。

年収106万円未満で働く場合については、これまで通り社会保険上の扶養に入ることができます。
また、年収が130万円を超えた場合、社会保険の加入対象者になる点もこれまで通りです。
しかしながら、年収106万円以上130万円未満で働く場合には大きく変化しますので、変更点をチェックしておく事をオススメします。

◎現在

年収が130万円未満、かつ週の所定労働時間または月の所定労働日数が通常の労働者の3/4未満であっても、従業員数が501人以上の勤務先で働く際、以下のすべての要件に該当する場合には、夫の扶養に入ることはできません。



・雇用期間が1年以上見込まれること

・週の所定労働時間が20時間以上

・賃金の月額が8.8万円以上

・学生ではない




◎2022年10月以降

改正された改正が施行される2022年10月以降は、年収が130万円未満、かつ週の所定労働時間または月の所定労働日数が通常の労働者の3/4未満であっても、従業員数が101人以上の勤務先で働く際、以下のすべての要件に該当する場合には、夫の扶養に入ることはできなくなります。



・2か月を超える雇用の見込みがあること

・週の所定労働時間が20時間以上

・賃金の月額が8.8万円以上

・学生ではない


さらに



◎2024年10月以降

さらに、2024年10月以降は、年収が130万円未満、かつ週の所定労働時間または月の所定労働日数が通常の労働者の3/4未満であっても、従業員数が51人以上の勤務先で働く際、以下のすべての要件に該当する場合には、夫の扶養に入ることはできなくなります。


・2か月を超える雇用の見込みがあること

・週の所定労働時間が20時間以上

・賃金の月額が8.8万円以上

・学生ではない


上記の様に、勤務先の人数・雇用見込みの期間に大きな変更があります。
これまでは規模の大きな企業で比較的長く働く方が社会保険の加入対象者であったのですが、中小企業で短期間働く方も加入対象者となってくる事になります。

社会保険に加入するのは、確かに保険料の負担という面はありますが、将来的には年金受給額が増える可能性があるという利点もあります。
新しい制度を念頭に、ぜひ、いずれが家計にとってプラスになるか配偶者と相談し、考えてみられてください。
働き損をしないためにも、年収の上限を把握しておく事が大切ともいえます。
現在パートなどで勤めている人は「扶養内の上限」についての金額を念頭に勤務日数などを調整し、収入自体を調整できる様にしておく事がポイントとなってきます。





また、これから勤めに出たいと考えている人は、最初から"扶養内勤務可!"など、条件に見合った勤務先を探すのも、うっかり扶養内を超えて勤務してしまうといった自体を避けるのにもいいかもしれません。



世帯にとっての収入=世帯収入を、扶養の壁などを知る事で、最大限に高める事ができる事でしょう。
次回、ひとめみてわかる、控除額早見表などを掲載したいと思いますので、ご利用ください。