❶【あなたの努力が無駄に!?】”3〜5月”残業しちゃうと損をする?払い損の発生の恐れとは







ちまたで、春の残業は給料からたくさんの支払いが増えることになるので注意だと聞いたことはありませんか?
俗にいう”払い損”という言葉  今回はこれらについて詳しくお話をしていきたいと思います。

支払いが増えてしまうから、春の残業を減らそうといっても
そもそも、残業とは終わらなかった、終わらせないといけない残った業務のことです。
仕事との兼ね合いだってある中、春だからと、もくろみ通りに残業を減らすなんて難しい話です。
ましてや春といえば、決算などの会社も多く、むしろ残業が増えがちなシーズンでもあるのではないでしょうか。

では、一体どうすれば払い損が発生しないのでしょう。





払い損、なぜ起こってしまうの?

そもそも、給料から天引きされている、税金や社会保険料など、どんな決め事があって差し引かれる金額などが決まっているのでしょうか。
そして一体、どんなものが差し引かれているのでしょうか。


まず、差し引かれているものは
・住民税
 (所得税・住民税)
・社会保険料
  (厚生年金保険料・健康保険料・介護保険料・雇用保険料)
 などです。

税金については、年収に対しかかってくるものなので、同一年内に稼いだ月の増減があっても最終的には納税金額については同じです。
給与が多い月は税金も多く引かれ、少ない月はちゃんと少なめに差し引かれることになります。
また年末調整なので1年分の過不足分の調整も行われます。
この年末調整、何気に行っている人も多いかもしれませんし、耳にはするよっという方も多いはず。
ですが、具体的にどの様な制度なのか、お分かりですか?
今後、別途【番外編】として詳しくお伝えしてまいりたいと思いますので、還付金などに関わることですので、ぜひ参考にされてみてください。

話は戻りますが、 問題は、社会保険料(厚生年金保険料と健康保険料、介護保険料。介護保険料は40歳以上が対象)についてです。
これらについては、4〜6月の給与等の支給額を平均し、これを基準に1年間の保険料を決める仕組みとなっています。
この事を、標準報酬付額の定時決定といい、これらが俗にいう春の残業についての定義となります。
社会保険料を決める計算の基礎については、基本給だけでなく諸経費などの全てを含みます。
もちろんこの中には交通費などの各種手当や、問題の残業代も含まれる事となるのです。

7月1日時点でこれを計算し、9月から翌年8月までの保険料の計算基礎とします。

また、残業代については、残業時間を確定させなくてはならないため、月末にとりまとめて翌月支給とする会社が多く、このため、社会保険料を決める「4~6月」の支給額に「3~5月」の残業が影響してくることとなるのです。
これをもって、3〜5月の残業=春の残業を沢山行うと1年損をしてしまう。=払い損 となっているのです。

ただ、社会保険などを多く支払う事は、本当に払い損なのでしょうか?





本当に払うだけ損なの?メリットとデメリットとは

社会保険料の支払いが増えてしまうと、手取りがもちろん減ってしまいます。
せっかく残業をして頑張ったのに、手取りが減ってしまう事や、労力の割には微増などの自体だってあるかもしれません。 「頑張り損じゃないか!」っとなってしまう気持ちが湧きでてしまうのも仕方がありませんよね。

ですが、社会保険料の仕組みをご存知ですか?
そもそも、社会保険料とはいわば、国民のリスクに備えて国が実施する強制的な仕組みの事です。
「制度を利用しないので、私は社会保険は支払いません」などといった選択はできません。

保険料は
厚生年金保険料が9.15%(同額を別途会社が負担)
健康保険料が約5%(同額を別途会社が負担。※協会けんぽの場合都道府県ごとに料率は異なる。会社の健保組合の場合、それぞれ料率を定める) あわせて14%以上になる、手取りから差し引かれる事を考えれば決して少ない負担とはいえないものです。

けんぽの調教との利率で概算した例として、
具体的に 給与が20万円だった場合
(健保)9,810円-(厚生年金)18,300=(手取り)171,890円

上記の給与だった人が残業を頑張り、4万円の残業代分が上乗せされたとします。

残業代含め、給与が24万円になった場合
(健保)11,772円-(厚生年金)21,960円=(手取り)206,268円

確かに手取りは増えましたが 月額の負担額も5,622円増加する事になり、年で換算すると67,464円の負担額が増加となります。
金額だけを知ると そんなに?っと、感じてしまうかもしれません。
ですが、社会保険料とは、ただ支払うだけの仕組みでない事=メリットも存在する事も是非知っておいて欲しいのです。





次回メリットについてついて、詳しくお伝えしていきたいと思いますので、働き方を意識する中に是非参考にしていただければと思います。