❸【あなたの努力が無駄に!?】”3〜5月”残業しちゃうと損をする?払い損の発生の恐れとは






ちまたで、春の残業は給料からたくさんの支払いが増えることになるので注意だと聞いたことはありませんか?
俗にいう”払い損”という言葉 今回はこれらについて詳しくお話をしていきたいと思います。

支払いが増えてしまうから、春の残業を減らそうといっても
そもそも、残業とは終わらなかった、終わらせないといけない残った業務のことです。
仕事との兼ね合いだってある中、春だからと、もくろみ通りに残業を減らすなんて難しい話です。
ましてや春といえば、決算などの会社も多く、むしろ残業が増えがちなシーズンでもあるのではないでしょうか。

では、一体どうすれば払い損が発生しないのでしょう。
今回も引き続きお伝えしていきたいと思います。





❶【あなたの努力が無駄に!?】”3〜5月”残業しちゃうと損をする?払い損の発生の恐れとは
❷【あなたの努力が無駄に!?】”3〜5月”残業しちゃうと損をする?払い損の発生の恐れとは

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3〜5月の給与が良かっただけで急降下してしまっても、支払いは多いままなの!?

毎年、春が忙しいだけで、その後は残業なんて皆無で給与は急降下なんて人だっているでしょうし、何かしらの事情でその時期だけ残業代が増え、それ以降の給与が減ってしまった場合でも、多く収入を得ていた月だけで支払いが増えた状態のままだと困ってしまいますよね。

まず、前述の様な場合の、標準報酬月額の等級(数万円ごとに段階を切って保険料計算をしている)が2段階下がるような違いが毎年確実に起きるといった場合に関しては、「年間報酬の平均で算定」という仕組みを用いることができます。

これを用いれば毎年の標準報酬の決定において、過去1年分の賃金等の支払額を示すことで、短期的なアップダウンを回避して保険料を決めることになります。
会社が早めに、毎年この時期だけ残業を強いてしまっていると気づいてくれれば 毎年提出する定時改定の書類として出すこともできます。
なので、最初から「3~5月の残業が多くても負担増にならないよう対応済み」ということも可能なのです。
また、7月以降に随時改定として出すこともできますが、要件がやや厳しくなってしまうの注意が必要です。

こういった様に1年間ずっと高い保険料にならない様な策も存在します。
この様な保険の仕組みを知っておくと、春の残業=損をしてしまう。
という話が、絶対ではない事も知れます。



これらを踏まえたうえで、

・1年間の間で残業を沢山行う時期を選択できる働き方をする。
・4〜6月の支給となる残業(翌月払いの場合:3〜5月)を残業0で行う。
・残りの9ヶ月で残業を行っても、極端に給料が大幅に増加になる月が連続しないようにする(随時改定のリスクを回避する)


こういった働き方を考えてみるのも可能ですが、 実際に勤めている場合、残業を個人的にコントロールする事は、正直難しく現実的ではないでしょう。
残業を春の繁忙期にお願いされ、断り、別途で個人的に残業を増やすなんて難しいですよね。
そんな事をしてしまえば、その分社内での評価も下がってしまうでしょうし、繁忙期ではない時期の残業については、無許可であれば残業代が無支給になってしまう事だってありえます。
個人の利益だけではなく、社内での仕事の必要性や関係性も、考えて上記は行う必要があります。
正直、得るものと失うもののバランスを考えた際には決して良い選択とはいえないでしょう。
自然体で、あくまでも念頭程度に考えお仕事を行うという事をお勧めします。





次回、番外編として わかる様でわからない年末調整と、それらに関連する還付金などについてお話をしていきたいと思います。