vol.5【経済だけが不安…。】このまま独身!?独身女性の一生いくらかかるの?

ある一定の年齢を重ねた時、女性は思うのではないでしょうか。
『このままずっと独身なのかも…』
実際、自立する女性が増える中で、独り身で過ごすのも悪くないなっと思う反面、経済的な不安が襲ってくるのも事実では無いでしょうか。
少なからず筆者はその部類です。
現実問題、女の一生はいくら必要なのか、思った以上に必要となってくる老後のお金。
今回は、その思った以上にかかってくる、補填していくべきお金を補うためのお話を、引き続きさせていただきたいと思います。
vol.1【経済だけが不安…。】このまま独身!?独身女性の一生いくらかかるの?
vol.2【経済だけが不安…。】このまま独身!?独身女性の一生いくらかかるの?
vol.3【経済だけが不安…。】このまま独身!?独身女性の一生いくらかかるの?
vol.4【経済だけが不安…。】このまま独身!?独身女性の一生いくらかかるの?
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iDeCoの手数料は税控除で取り戻す?
前回、iDeCoの手数料についてをお話したのですが、手数料負けをしない為にも 税控除を活用する事をお勧めします。
まず、控除の対象がどの様になっているのかが疑問ですよね。
下記にて詳しくお話していきたいと思います。
【掛け金】
全額所得控除の対象となり、当然、差し引かれた分には課税されないので、課税所得をもとに算出される所得税と住民税が安くなります。
※所得控除
◎35歳・年収380万円で、毎月15,000円でiDeCoを行う場合
35歳・年収380万円で、毎月15,000円の掛け金でiDeCoを行う場合
年齢 35歳
掛金/月 15,000円
年収/年 3,800,000円
給与所得控除/年 1,200,000円
社会保険料控除/年 546,820円
※年収の14.39%として計算
基礎控除(所得税) 480,000円
基礎控除(住民税) 430,000円
【iDeCo加入時】 【iDeCo未加入時】
課税所得(所得税)※1 1,393,180円 1,573,180円
課税所得(住民税)※1 1,443,180円 1,623,180円
所得税額 69,659円 78,659円
住民税額※2 144,318円 162,318円
↓
【1年での軽減額】
iDeCoによる所得税軽減額 9,000円
iDeCoによる住民税軽減額 18,000円
iDeCoによる税制優遇額 27,000円
↓
【25年での軽減額】
iDeCoによる所得税軽減額 225,000円
iDeCoによる住民税軽減額 450,000円
iDeCoによる税制優遇額 675,000円
iDeCoによる積立総額 450,000円
※1 課税所得=年収-給与所得控除-社会保険料控除-基礎控除とし、端数金額の処理はせずに計算しています。
※2 一律10%として計算しています。
60歳になるまで積立てた場合税金の軽減額の総額は675,000円となり 積立額も450万円となるんです。
何よりも税金の控除額は大きなメリットですよね。
口座手数料の最安値での30年間の手数料は、64,389円でしたから、2〜3年で回収できる事になります。
最高値の場合でも7〜8年で手数料分を税控除にて取り戻す事ができる様になります。
また住宅ローン控除も利用しているという場合には「併用ができないんでは?」っと不安に感じてしまうかもしれませんが、iDeCoの節税は住宅ローン控除との併用も可能なので、さらに税金を控除できる可能性もあります。
【運用利益】
利息、配当、売却益などに本来、通常の投資信託などへの投資では、運用によって出た利益にかかるはずの20.315%の税金がiDeCoではかかりません。
・iDeCoで30万円の運用益を得た場合
課税なし
・通常の投資信託等で30万円の運用益を得た場合
運用益に20.315%が課税される為
30万円×20.315%=6万945円
が税金として引かれる事になります。
この差は正直大きく、せっかく得た運用利益がここまで差し引かれてしまうと考えれば、これもまた手数料分を取り戻せるポイントになるのではないでしょうか。
iDeCoの手数料自体は、上記の様に税控除によって大いに補填する事ができます。
ですが、次に怖いのが、やはり元本割です。
運用商品の選び方も大きなポイントになってくるはずです。
60歳になる頃の元本割れになるか否かの商品の見極めは難しいものです。
「iDeCoをやってみたいけど、リスクを考えると怖くてはじめる事ができない」と思ってしまうのも仕方がありません。
次回、商品についてを詳しくお伝えしていきたいと思いますので、ぜひご参考ください。