②借金を帳消しにしたいけどブラックリストになるのが怖い…。金融情報の情報開示期間とは?

返済に追われてしまっている
返済のために借金が増えてしまって苦しい
明日のお金を考えるだけで辛い
きっとこんな方もいるでしょう。
ましてや長く続くコロナ渦で不景気風は増すばかり。
脱却の方法に行き詰まるのも仕方ありません。
前回に引き続き
今回も詳しい条件や、どの様にどの様な期間登録されるのかなどお伝えしていきますので、もし悩んでいるのであれば永久的に情報が登録されてしまうわけではない事なども理解し、検討されてみてはいかがでしょうか?
①借金を帳消しにしたいけどブラックリストになるのが怖い…。金融情報の情報開示期間とは?
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金融事故の種類別ブラックリスト登録期間!
一概に金融事故といっても種類も金融事故情報として登録される期間も違います。ここでは、それについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
まずはこんな情報も共有されるんです。
◎2〜3ヶ月以上の延滞情報
信用情報機関によって違いがありますが、この情報は共有登録され2ヶ月滞納しただけでも5年経たないと信用情報から消えない場合もあります。どの程度の期間、どの様に共有されるのか、詳しくは以下をご覧ください。
・株式会社CIC(シー・アイ・シー):主にクレジットカードの会社が加盟する機関
情報内容: ・延滞/遅延(返済日より61日以上または3ヶ月以上)
・延滞/遅延の解消情報 登録期間: 契約機関中/完済後から5年以内
登録期間:契約機関中/完済後から5年以内
・株式会社JICC(日本信用情報機構):主に消費者金融が加盟する機関
【キャッシング契約の場合】
情報内容: ①延滞(元金・利息の3ヶ月以上の延滞情報)
②延滞解消情報
登録期間: ①延滞解消まで
②『契約日/貸付日が2019年9月30日以前の場合』延滞解消後1年以内
『契約日/貸付日が2019年10月以降の場合』契約継続中・完済後5年以内
・株式会社JICC(日本信用情報機構):主に消費者金融が加盟する機関
【クレジットや金融機関などの契約の場合】
情報内容: ①遅延(元金/手数料の返済が約定返済日から61日以上の経過/3ヶ月以上遅延しているなどの情報)
②遅延解消(支払い情報変更後に3回以上に返済が行われた状態)
登録期間: ①遅延解消まで
②『契約日/貸付日が2019年9月30日以前の場合』遅延解消後1年以内
『契約日/貸付日が2019年10月以降の場合』契約継続中・完済後5年以内
・全国銀行協会(全国銀行個人信用情報センター・KSC):銀行や信用金庫、信用保証協会などが加盟する機関
情報内容: ・延滞 ・延滞解消日の情報
登録期間: 『契約日/貸付日が2006年10月01日以前の場合』延滞発生日等より5年
『契約日/貸付日が2006年10月01日以降の場合』延滞解消日より5年
◎保証債務履行/代位弁済
これは返済が不可能になってしまった場合などに、借入の際に契約した保証会社や連帯保証人などがあなたに変わって負債になってしまった借入を弁済する事をいいます。これらもやはり信用情報に登録され、金融事故とみなされます。