【税金のお話③】主婦はいくらまで稼いで控除される!?扶養控除額とは?





扶養内に入っている方なら、やはり気になる所の扶養控除ですよね。

よくいう『扶養の壁』を気にしなくて済むほど稼ぐことができるのであればいいのですが、ギリギリのラインであるのなら、この壁は管理しておきたいものですよね。


数万円収入があがってしまうだけで、税金の支払い自体がそれ以上にあがってしまっては 働く意欲が折れてしまいます。




【税金のお話①】主婦はいくらまで稼いで控除される!?扶養控除額とは?

【税金のお話②】主婦はいくらまで稼いで控除される!?扶養控除額とは?
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上記にて、①〜④までの段階的な控除金額と、その違いをお伝えしてきました。
引き続き、今回は150万からの違いをお伝えしていきたいと思いますので、ご参考ください。



『扶養控除の壁』毎の金額とは?

『扶養控除の壁』といっても実際にはいくらごと、どれくらい納税金額があがっていくのか詳しくお話していきたいと思います。


税金がかかってくる扶養控除の段階は
①100万円
②103万円
③106万円
④130万円
⑤150万円
⑥201万円
と段階があります。


では早速


⑤150万円

年収が150万円以下で、配偶者の年収が1,120万以下の場合、配偶者特別控除最大38万円になります。
しかし、年収が150万円を超えてくると、この配偶者特別控除額が少しずつこちらも段階的に減少してしまいます。
この配偶者特別控除減少してしまうという事は逆に、その分税負担が増えてしまうという事になります。
※配偶者の年収が1,220万円を超える場合は被扶養者の収入に関わらず、配偶者控除や配偶者特別控除は適用外となりますので、ご注意ください。



配偶者控除・配偶者特別控除については、下記にて詳しくご説明しておりますので、ご参考ください。
【税金のお話①】主婦はいくらまで稼いで控除される!?扶養控除額とは?


もちろん、③106万円、④130万円の壁同様、社会保険などの義務も生じてきますので、プラスαで考えてみられてください。



⑥201万円

⑤150万円の場合は配偶者特別控除が少しずつ減少してしまうとお話しましたが、年収が201万6,000円を超えてしまう場合は、配偶者特別控除がなくなってしまいます。
減ってしまうのではなく、なくなってしまうわけですね。
これは、税制上・社会保険上いずれの面からみた場合も扶養される存在ではないと判断されるという事です。

これらも踏まえ、特に重要となってくる段階というのは③106万円④130万円の壁ではないでしょうか。
収入が大きく増えるのであれば補填する事もできますが、微妙な差の場合は、その金額以下で収入を得ていた方が手取りが増えてしまうといった自体がおこってしまうからです。



いくら稼げば損をしない?扶養から外れる利点

扶養から外れてしまう事は決して損ばかりではありません。
確かに手取りは減少してしまいますが、ある一定の金額を稼ぐ事ができるのであれば決して損ではないんです。
扶養内に入りたいから、収入を調整しようと思っている方はこの損と利をよく理解した上で判断してみるのもいいでしょう。
では具体的な金額としては、いくらだったら損をせずに利を得られるのでしょう。


金額の目安としては、”年収160万円以上”と、ぜひ覚えておいてください。


税額や社会保険料を支払ったとしても手取りは増えますので、社会保障も手厚くなりますので決して損を生みません。
しかしながら、年収130万円を少しだけ上回るだけとなってしまうと、社会保険料の負担を差し引きすると年収129万円以内に抑えた方がお得になってきます。
年収150万円を超えた所で、よくやく129万円の手取り123万円に届く事が出来ます。
その辺りも鑑みたとしても、年収130万円を超える様な場合は、損を減らす為にも年収160万円を目指す事をで利を増やす事ができるようになってくるでしょう。
また、扶養から外れてしまう事を躊躇してしまう事は仕方がないのですが、ある一定の収入が安定して確保できるのであれば、損ばかりではありません。
扶養から外れる事によって、何よりも各種社会保障を手厚く受ける事ができる様になりますので、将来の年金の受け取り金額も増えますし、病気や怪我で働く事ができなくなってしまった場合なども傷病手当を受給する事ができる様になるのも大きな利点です。
場合によっては、出産手当や育児休業給付金を受ける事ができる可能性もあります。
よって将来の安心感も大きく増えるからです。



ご自身がいくら程度稼ぐ事ができるか、そしてその損と利を理解し、よく把握する事により収入を調整し、計画をたててベストな働き方ができるといいですね。